ダイハツの「ミラ トコット」。 四角くてシンプル、どこかレトロで可愛いデザインに惹かれて調べてみると、「トコット 後悔」という気になるキーワードが出てきて、不安になっていませんか?
「加速しない?」「うるさい?」といった心配や、すでに生産終了ということも相まって、「中古で失敗しないか」と悩んでしまう気持ち、すごくわかります。
でも、安心してください。トコットは「悪い車」ではなく、「特徴がはっきりした車」なんです。
この記事では、なぜ「トコット後悔」という声が上がるのか、その理由とリアルなオーナー評価、そして生産終了となった今、中古で「失敗しない」ための具体的な選び方まで、あなたの不安を解消するために徹底解説します。
トコット購入で後悔する前に知るべき5つの理由

- 理由1:高速・坂道で「加速しない」ターボ無しの限界
- 理由2:エンジン音が「うるさい」と感じる静粛性の低さ
- 理由3:ゴツゴツ拾う?軽セダン特有の「乗り心地」
- 理由4:実用面での「狭さ」(後部座席と荷室)
- 理由5:ミライースと比べた「価格」の割高感
理由1:高速・坂道で「加速しない」ターボ無しの限界

トコットに関する後悔の声で最も多いのが、パワー不足についてです。
- 「高速の合流で流れに乗れない」
- 「坂道でアクセルをベタ踏みしないと進まない」
といった不満は確かに存在します。
この理由は単純で、トコットには「ターボモデル」が存在せず、自然吸気(NA)エンジン一種のみだからです。
ただし、この評価は「使い方」によって大きく変わります。専門家のレビューでは「街中を走るぶんにはトルク(瞬発力)がしっかり出ている」と高評価な面もあるんです。
つまり、後悔の正体は「車の絶対的な性能不足」というより、高速道路や追い越しを多用する人の「期待」と、街乗り(市街地)に最適化された「車の設計」とのミスマッチなんですね。
理由2:エンジン音が「うるさい」と感じる静粛性の低さ

次に後悔ポイントとして挙げられがちな、
- 「エンジン音が室内に結構入ってくる」
- 「ロードノイズ(タイヤが路面を走る音)がうるさい」
というのも、この原因は、トコットの「生まれ」にあります。トコットのベース車は、低燃費と低価格を追求した「ミライース」です。
燃費を1kmでも良くするために、車体は徹底的に軽量化されています。その結果、音を遮断するための「遮音材」や「吸音材」といったパーツは、どうしても必要最小限になってしまうんです。
デザインはレトロで上質に見えますが、中身は低燃費モデルのミライースがベース。この「うるさい」と感じる点は、トコットの低燃費性能との「トレードオフ(引き換え)」と言える部分なんです。
理由3:ゴツゴツ拾う?軽セダン特有の「乗り心地」

乗り心地については、実はオーナーさんの間でも評価が真っ二つに分かれる、とても興味深いポイントです。
- 「足回りが固くて、路面のデコボコを拾ってゴツゴツする」
- 「はねまくり」
という辛口な意見もあれば、「シートが柔らかくて、乗り心地はすごく良い」という正反対の満足の声も多数あります。
これは、トコットが背の低い「軽セダン」であることが関係しています。重心が低いため安定しており、良質な舗装路では上質なシートも相まって快適に感じられます。
しかし、ひとたび路面が荒れたり、大きな段差を越えたりすると、ベースであるミライース譲りの足回りが衝撃を吸収しきれず、「ゴツゴツ 感」が出てしまう…。
あなたが日常的に走る道がキレイか、それともデコボコが多いかによって、後悔するかどうかが変わってくるわけですね。
理由4:実用面での「狭さ」(後部座席と荷室)

これは、トコットの構造的な、そして最大のウィークポイントかもしれません。
- 「荷物が全然載らない」
- 「ホームセンターで買った大きいものが入らない」
- 「自転車なんて無理」
この不満は、カタログを見ても明らかです。トコットの後部座席は、左右で別々に倒れる「分割可倒式」ではなく、背もたれが一体で倒れる「一体式」なんです。
これにより、「3人乗って、長い荷物を積む」といった柔軟な使い方ができません。
ただ、これは開発陣のミスではなく「意図的な選択」でした。トコットはムーヴキャンバスのような実用性を追うことをやめ、代わりにシンプルなデザインと、乗車時の快適性を優先したのです。
この「狭さ」は後からどうにもできない構造的な問題。家族で使ったり、大きな荷物を運ぶことが多い人にとっては、購入後に必ず「後悔」につながる最重要チェックポイントです。
理由5:ミライースと比べた「価格」の割高感

トコットの新車価格は、ベースとなったミライースよりも高めに設定されていました。性能がほぼ同じなのに、なぜ価格が高いのか。これが「割高感」につながり、後悔の一因となっています。
この価格差の理由は、ずばり「デザイン」と「安全装備」です。
トコット専用に作られたレトロなボディパネルや、こだわりの内装。そして、ミライースではオプションになりがちな「スマートアシストIII(衝突被害軽減ブレーキなど)」や、横からの衝突に備える「サイドエアバッグ」が全グレードに標準装備されていました。
「走り」や「実用性」に価格差を求めた人にとっては「割高」に感じますが、トコットの価値は「デザインと安全装備への対価」だったのです。
【オーナー評価】トコットは本当に「酷い」のか?リアルな声

- ここが酷い…トコットの辛口な口コミ・評判
- 買って満足!「運転しやすい」トコットの良い口コミ・評判
- 「トコット うるさい」問題の真相と対策(デッドニング等)
ここが酷い…トコットの辛口な口コミ・評判

やはり「酷い」「不満」と感じる点は、前章で解説した5つの理由に集中しています。
- パワー不足: 「高速ではさすがに非力」「人を乗せるとアクセルが重い」
- 騒音: 「エンジン音、走行音が煩わしい」
- 積載性: 「本当に荷物が載らない。自転車が積めないのは誤算だった」
- 装備: 「アイドリングストップが邪魔に感じる時がある」
- 内装: 「内装がちょっと女性っぽすぎる」(一部の男性オーナー)
これらの声は、トコットを「万能な軽自動車」として期待して購入した方から出ている傾向があります。特に、高速走行や多人数での利用、荷物の運搬を重視する人とのミスマッチが顕著ですね。
買って満足!「運転しやすい」トコットの良い口コミ・評判

一方で、「買って満足!」「最高の相棒」と評価しているオーナーさんは、トコットの設計思想(コンセプト)を正しく理解し、その恩恵を受けています。
- デザイン: 「外装がとにかくお気に入り」「レトロで可愛いスタイルが最高」「洗練されたシンプルさが良い」と、デザインへの評価は圧倒的に高いです。
- 運転のしやすさ(最大の美点): 「小回りがきいて、狭い道や駐車場が本当に楽」「ボンネットの先が見えるデザインで、車両感覚が掴みやすい」
- 用途適合性: 「通勤にぴったり」「街乗りメインなら燃費も良くて大満足」「普段乗りに最高の一台」
満足している方は、「高速性能」や「積載性」を割り切り、トコット最大の武器である「デザイン」と「市街地での圧倒的な運転のしやすさ」に価値を見出していることがわかります。
「トコット うるさい」問題の真相と対策(デッドニング等)

静粛性の低さ、つまり「うるさい」問題は、ミライースベースの軽量設計である以上、トコットの宿命とも言える部分です。
しかし、これは「対策可能」な欠点でもあります。
車のDIY(Do It Yourself)が得意なオーナーさんの中には、「デッドニング」と呼ばれる静音化対策を施している方もいます。これは、エンジンルームやフロア、ドアパネルの内側などに、市販の遮音材や吸音材を追加で貼り付ける作業です。
もちろん費用や手間はかかりますが、「デザインは最高なのに音だけが許せない…」という人にとっては、後悔を満足に変えるための一つの有効な手段と言えるでしょう。
トコット「生産終了 なぜ?」売れなかった本当の理由

- 最大のライバルは「ムーヴキャンバス」だった?
- ベース車(ミライース)との価格差が埋まらなかった
- 結論:「トコット 失敗」は車の性能ではなく戦略にあった
最大のライバルは「ムーヴキャンバス」だった?

トコットが登場した2018年当時、軽自動車市場はN-BOXのような「背が高く、室内が広い」スーパーハイトワゴンが全盛期でした。背の低い「軽セダン」であるトコットは、すでに市場の主流ではありませんでした。
さらに深刻だったのは、同じダイハツ内に強力なライバルがいたことです。
それが、大ヒットモデルの「ムーヴキャンバス」です。
トコットと同じ「レトロ・ライフスタイル」という領域で、キャンバスは「可愛いスタイル」に加えて、「両側スライドドア」「広大な室内空間」という圧倒的な実用性を両立していました。
スタイルを重視するお客さんが2台を比べた時、多くが「スタイルも実用性も手に入る」ムーヴキャンバスを選んでしまったのです。皮肉なことに、トコットは自社の人気モデルによって居場所を奪われる形(カニバリゼーション)になってしまいました。
ベース車(ミライース)との価格差が埋まらなかった

前述の通り、トコットの価格には「スタイル」と「標準装備の安全性」というプレミアム(付加価値)が乗っていました。
しかし、多くのお客さんにとって、その価格差(ミライースより高い分)は、ムーヴキャンバスが提供する「スライドドア」や「広さ」といった、目に見えて分かりやすい実用性に支払う方が合理的だと判断されてしまいました。
結果として、トコットは「絶対的な安さならミライース」「スタイルと実用性ならムーヴキャンバス」という両極端の間に挟まれ、ニッチな市場で埋没してしまったのです。
結論:「トコット 失敗」は車の性能ではなく戦略にあった

トコットは、オーナー評価が示す通り「街乗り向けの良い車」でした。運転がしやすく、デザインも個性的で、安全装備も充実していました。
しかし、市場のトレンド(ハイトワゴンブーム)と、強力すぎる身内のライバル(ムーヴキャンバス)の存在を見誤った、「販売戦略の失敗」だったと言えるでしょう。
「軽セダン型のライフスタイルカー」という新しいジャンルは、残念ながら市場に定着せず、一代限りで生産を終了することになりました。
「売れてないけど いい車 トコット」と言われる魅力と再評価

- 視界良好で圧倒的に「運転しやすい」シンプルさ
- 「可愛すぎない」レトロデザインの普遍性
- 「トコット 乗っ てる人」のイメージは?
- 「トコット おっさん」でも変じゃない?性別・年齢を問わない理由
視界良好で圧倒的に「運転しやすい」シンプルさ

オーナーさんが口を揃えて賞賛する最大の魅力、それが「運転のしやすさ」です。
トコットの四角い(スクエアな)デザインは、単にレトロなだけではありません。燃費を優先して寝かされたAピラー(フロントガラス横の柱)や、丸みを帯びたボンネットを持つ現代の車が失ってしまった、「車両感覚の掴みやすさ」という機能的な美点をもたらします。
水平基調のボンネットの先端が見やすく、Aピラーが立っているため死角が少ない。これは、運転に自信がない方や、日常的に狭い道でのすれ違いや駐車にストレスを感じている人にとって、何物にも代えがたいメリットです。
「可愛すぎない」レトロデザインの普遍性

トコットのデザインは、「昭和っぽい」「70年代のヨーロッパの車みたい」と評されます。
これは、スズキの「アルトラパン」やダイハツの「ムーヴキャンバス」が持つ「カワイイ」を前面に押し出したデザインとは、明らかに一線を画しています。
ラパンやキャンバスは、その可愛さゆえに、男性や年配の方が乗るには少し気恥ずかしさを感じる場合があります。一方で、トコットのデザインは「カワイイ」ではなく、「シンプル」「クリーン」です。この気取らないシンプルさは、乗る人の性別や年齢を選びません。
「トコット 乗っ てる人」のイメージは?

これらの特徴から、「トコット 乗っ てる人」のイメージを想像すると、流行に流されず、自分の価値観をしっかり持っている人が浮かび上がります。
派手さや分かりやすい実用性よりも、道具としての「運転のしやすさ」という本質的な機能美や、日々の暮らしに馴染む「シンプルなデザイン」を愛せる、堅実で知的なユーザー像と言えるかもしれませんね。
「トコット おっさん」でも変じゃない?性別・年齢を問わない理由

「トコット おっさん」という検索があるのは、まさに男性がこの車を選ぶことへの「ためらい」の表れでしょう。
結論から言えば、全く「変」ではありません。むしろ、その本質的な価値を理解する「通」な選択です。
前述の通り、外観(エクステリア)はシンプルで普遍的。性別を問いません。
ただし、一部の男性オーナーからは「内装が女性に媚びている」という声が上がっているのも事実です。特にベージュ基調のダッシュボードやシート生地が、人によっては「女性的すぎる」と感じる可能性があります。
中古車で選ぶ際は、外観だけでなく、内装の配色が自分の好みと合うか(例えば、落ち着いたブラック基調の内装グレードを選ぶなど)を実車で確認するのがおすすめです。
【最重要】生産終了の今「トコット 中古」で後悔しない選び方

- 中古車選びで「失敗」しないための必須チェックポイント
- 狙い目は「G“SA III”」? グレード別の特徴とおすすめ
- 走行距離と年式はどこまで許容できるか
- 後悔しない人気色は?(パールホワイト・セラミックグリーン)
中古車選びで「失敗」しないための必須チェックポイント

これが最大の「後悔」防止策です。まず、これまで解説したトコットの特徴を再確認してください。
トコット中古車 購入前の【最重要】チェックポイント4選
高速道路、多人数(3人以上)、多量の荷物がメイン用途の場合、トコットは不向きです。
➡︎ キャンバスやN-BOXなど、他の車種検討を推奨します。
街乗りが多くCVTに負荷がかかっている可能性があります。
試乗時、発進時の「ガガガ」という振動(ジャダー)や異音を必ず確認してください。
アイドリングストップ機能はバッテリー消耗が早いです。
エンジンがスムーズにかかるか、交換履歴も合わせて確認しましょう。
必ず試乗し、できればバイパスなど速度の出る道を走り、エンジン音やロードノイズが「自分にとって許容範囲内か」を体感して確認してください。
幸い、トコットには特定の重大な故障(リコール級の弱点)は報告されていません。したがって、チェックポイントはその「使われ方」に起因する消耗品(CVTやバッテリー)に集中すべきです。
狙い目は「G“SA III”」? グレード別の特徴とおすすめ

トコットの主要グレードは、下から「L “SA III”」、「X “SA III”」、「G “SA III”」です。安全装備の「SA III」は全車標準装備なので安心ですね。
「L」と「G」では、快適装備に決定的な差があります。
ミラトコット L “SA III” と G “SA III” 装備比較
中古車市場では、新車時ほどの価格差がないことが多いです。となれば、快適装備が劇的に向上し、満足度も高い「G “SA III”」が圧倒的に狙い目のグレードです。
走行距離と年式はどこまで許容できるか

トコットは比較的新しい車種(2018〜2023年)で、搭載されているエンジンは、耐久性が高い「タイミングチェーン式」です。これは10万kmごとのタイミングベルト交換が原則不要なため、維持費の面で大きなメリットとなります。
このことから、トコットは「走行距離の数字」そのものよりも、「どのように使われてきたか」が重要です。
⚠️ トコット中古車選びの真実 ⚠️
走行距離の数字にだまされない!
8万km
主に高速通勤で使われた車
(長距離走行=エンジン負荷が一定で低い)
4万km
都心の短距離走行(シビアコンディション)のみ
(ストップ&ゴー=CVTやバッテリーに高負荷)
【最優先チェック項目】
距離の数字だけで判断せず、**整備記録簿の有無** や **CVT(ジャダー)の状態** を最優先で確認しましょう。
後悔しない人気色は?(パールホワイト・セラミックグリーン)

中古車選びでは色も大切です。
「パールホワイト」は、将来売る時の価格(リセールバリュー)が最も安定する、鉄板の選択肢です。
一方で、「セラミックグリーンメタリック」は、トコットのレトロな世界観を最も象徴するイメージカラーです。

リセールを最重視するなら「パールホワイト」が合理的です。しかし、トコットのデザインに惚れ込んでこの車を選ぶのであれば、後悔しないためにこそ、その世界観を最も体現している「セラミックグリーン」を選ぶというのも、素敵な選択だと思いますよ。
トコット後悔に関するよくある質問(Q&A)

ミラトコット 総評:メリット・デメリット・生産情報
- 高速道路や登坂時における絶対的なパワー不足(ターボ無し)
- ベース車(ミライース)由来のエンジン音やロードノイズの大きさ
- 荷室が狭く、後部座席が一体式で倒れることによる実用性(積載性)の低さ
- 📅 2023年12月をもって生産を終了しています。
- ありません。「ムーヴキャンバス」にレトロ・スタイルのポジションが事実上統合されました。
まとめ:トコットで後悔する人、しない人の決定的な違い

最後に、あなたがトコットを「買って後悔する人」か、「最高の相棒になる人」か、その決定的な違いをまとめます。
トコットは誰に最適?
❌後悔する人 vs ✨最高の相棒になる人
- 主な用途が「高速道路」での通勤・移動であり、頻繁に追い越しを行う人
- 車に「パワー」と「静粛性」を第一に求める人
- 日常的に3人以上で乗車したり、大きな荷物(自転車やキャンプ道具など)を積む必要がある人
- 主な用途が「市街地(街乗り)」や、片道30分程度の「通勤」である人
- パワーや荷室の広さよりも、「視界の良さ」と「小回りが利く運転のしやすさ」を最優先する人
- 「可愛すぎない」、シンプルで普遍的なレトロデザインを心から愛せる人

